膝の改善後に現れた腰痛という新たな症状  腰の施術から判明した顎関節の問題

膝を曲げると決まった角度で痛い。「たくさん歩きすぎたからかな?」

40台 女性 Nさん

最初は右膝の痛みで来院

決まった角度で痛みがあり、検査をするとガソク炎と言って、腱がこすれて炎症がおこる症状でした

腱のところに圧痛はありましたが、関節や靭帯には圧痛がない。

また、患者さんが曲げると痛いが、術者が曲げると関節は問題なく曲がるため、膝の関節ではなく、筋肉の問題だと判断。

他にも骨盤や足まわりの硬さがないかみながら、骨折など既往歴はないか、内臓の病気はないか、生活習慣の影響はどうか?

を伺っていきました。

炎症による痛みで可動域制限はありましたが、その他は、頭~首、背中が張り、鼠径部~内もも~踵のラインが硬いくらいでした。

施術を進めるとひざ裏や踵で反応があり、3回の施術で良くなりました。

膝がよくなってきたら今度は、右腰が痛くなりました。

そこで、周りを調べると、右の大腰筋が弱いという結果が出ました。

ゆがみをとって、腰痛の施術を進めていくと右あごが硬いことがわかりました。

何か症状はないか伺うと、あくびで大きく口を開けると痛い、前後左右に顎をスライドするときも痛いとのこと。

顎への施術をすると痛みは半分くらいになり、腰の痛みもなくなりました。

既往歴をもう一度確認すると、逆流性食道炎があり、あまりお肉が食べられないとのこと。

胃や食道などが炎症により、下方に引っ張られると、頭を起こすために首が硬くなったり、

顎の緊張が強くなったり、のどまわりが緊張して飲み込みにくくなったりすることがあります。

それも踏まえて、お腹まわり、首、顎まわりも施術。

3回の施術で顎の痛みは10→1,2くらいまで下がる

他にも、前後や左右のスライドでも痛みがあったが消失。

主訴の痛みはなくなったが、

右骨盤の硬さが残っていたので、検査すると左すね(小学校のころに骨折したことがあった)で反応。

施術するが硬さは残った。

それから1週間するとまた腰を痛めて、今度は、ねじる時だけ痛い。

しゃがむときに、右つけねに違和感。

肉が食べられないのは、油を分解する胆汁の出が悪い、肝臓の働きが弱っているなどが考えられたので、

既往歴をさらに伺うと、胆管に問題があり、うまく胆汁が出なくて貧血で鉄のサプリを飲んでいるとのこと

胆管の影響で、肝臓まわりで静脈の渋滞がおきて、腸に逆流、胃、鼡径部あたりまで

影響が出ているのかもしれないと推測。

まだ結論はでていませんが、弱い所に症状が出やすいので

筋骨格だけでなく、内臓のケアや日常でのセルフケアも習慣になれば

症状の再発や痛い所が移り変わるようなことがなくなると思います。

反省として、症状が移り変わる方や、症状が残るかたには、もっと既往歴やケガの深掘りをしていかないと

ご本人も忘れていたり、関係ないと思って言わなかったりします。

施術の効果が出た時に合わせてうまく聞いていけるよう頑張ります。

当院では

ゆがみを戻して循環を改善します。

丸まった姿勢が本来の姿勢に戻ると筋肉が緊張する理由がなくなります

ただ内臓が弱っていると反射的に背中は丸くなったり、硬くなります。

その場合は、水素吸入で血管を広げ、酸化(サビ)を落とし、シリカで解毒を早めると

身体の中の問題が解消され、新陳代謝が起き、回復するスピードが上がります。

一人一人、弱いところが違うので、施術しながら問題点を探り

それにあった生活改善のアドバイスをしたり、施術で使っているアイテムを自宅で使う方法もあります。

お困りでしたら、一度ご相談ください

著者プロフィール 竹森 孝志(たけもり たかし)

『接骨院十字堂』 院長
柔道整復師

《経歴》
静岡大学卒業 学芸員資格取得
ナショナル整体学院卒業 整体師、リフレクソロジー資格取得
呉竹鍼灸柔整専門学校卒業 柔道整復師資格取得

「家族と一緒に過ごす時間、大事にしませんか?」

東日本大震災の時、持ち出すものはアルバムが多かったそうです。
私もボランティアで現場に足を運んで、話を聞いて、当たり前だと思っていた「家族と一緒にいる時間の大切さ」を実感しました。

故郷にいる母親は膝が変形しており、旅行先ではみんなと一緒に歩けず、日常も家事や買い出しで精一杯でした。自分のことより、人の世話ばかり焼く母なので、元気に動かせる時間をもっと伸ばせなかったのがとても悔しいです。同じような思いを抱えている方の現状を変えたくて今に至っています。

症状はその人の人生を表します。痛い体を責めるのではなく、不器用な生き方を楽にしてあげたい。そんな思いで、親にできなかった理想とする施術を行っています。まずは、あなたのお話をじっくり聞かせて下さい。

竹森 孝志