生活習慣から見えた回復を妨げる要因 運動不足と慢性的な睡眠不足 夜間頻尿と便秘 水分・栄養不足、血圧の薬の影響

夜中に肩の痛みで起きてしまう、朝顔を洗うときも痛くて、仕事でつなぎに着替えるときも痛くて一人でできなくて、お客さんに手伝ってもらって情けない

60台男性 Iさん

来院時

・ 肩:とにかく寝てても何をしててもずっと両肩痛くて(特に左)何とかしたい

・ 肘:物を持つとき、起き上がる時に肘をつくと肘も痛いし、顔を洗うのも辛い。

・ 腰、股関節:立ち上がる時や、前屈で痛い

 また、仕事先でつなぎに着替える時、お客さんに手伝ってもらって着替えるのが情けない。

 整形でシップや塗り薬をもらっているけど、効かない。

 もう少し仕事を続けたいのでワラをもすがる思いで来院される。

既往歴

・20台にヘルニア、

・4~5年前、右肩が痛くなり、ヒアルロン酸注射してその時はよくなった。

・数年前に大腸がんを内視鏡手術

・去年に右膝も痛めた

生活習慣

・運動しない

・睡眠5時間でトイレに2~3回起きる

・便秘しやすく、

・ビール1本、コーヒー1~2杯くらい

・血圧の薬服用

見立て

・血流の問題が大きい(朝動き出しがつらくて、動きているとだんだん良くなるので)

・炎症か血管内圧が上がっていると思われるが(肩の夜間痛もあるので)

・内臓も含めて全体の血流をよくする(圧痛や動作痛の角度をみると肩よりも肩甲骨周りの動きの制限が強く、肋骨など体幹全体がパンパンになっているため)

 

身体の状態があまりにも悪いので、水素などを使って体力を回復させつつ施術を行う。

大腸がんの手術も経験されていて、便秘もあるのでとくに食事に注意。

生活習慣の改善方法も伝えて、早くよくするにはご自分の中から変えていかないとよくならないし

すぐに戻ってしまうことを説明。

ただ、痛みや睡眠不足や疲労でボーっとしたご様子で、痛みのない範囲で徐々にすすめていくよう元気づける。

経過

左肩外転20度で痛むが90度まであがる、屈曲40度で肩が挙上してしまう。→ 外転130度、屈曲100度と左がよくなったと思ったら

右肩外転30度、屈曲60度と右が強くなったり、日によって痛みの強さや上がる角度も不安定。

腰、股関節については、前屈、後屈ともに痛み

左股関節屈曲の制限が強く、伏臥位でカエルみたいな姿勢にすると内転筋ががちがち。

股関節の硬さは残るが、前屈、後屈の痛みは施術で軽減。

一か月くらいたった時、コンサートで2時間座りっぱなしのあと、膝が痛くてしばらく立てなくなった。

施術を続けていくと、右肩も上がるようになったが、今度は両手(とくに右手)がしびれがあり、力入らないとのこと

(手は湿疹もあり、市販薬しか塗っていないので、皮膚科の受診をすすめる)

右薬指、両小指の筋力低下があり、施術後は小指の弱さ残るので、頸椎からなのか、手のむくみもあるので単純な可動域制限なのか注意しつつ様子をみる。

ただ首もとの筋肉を緩めるとしびれは解消。

感想

施術後はかなり改善するが、まだ身体の状態がよくないので、3歩すすんで2歩下がるような状況です。

(肩の痛みが戻ったり夜中のトイレが5回に増えたり)

ただ、全体に左肩は改善し、右肩も波はあるけど良くなっていて、手のほうへシフトしています。

骨格の変形や筋肉の癒着といった外側の問題よりも、内臓や血流など内側の問題が強いので、

腸に関係する肝臓、腎臓などの疲れもサポートしながらより速い改善を目指します。

当院では

ゆがみを戻して循環を改善します。

丸まった姿勢が本来の姿勢に戻ると筋肉が緊張する理由がなくなります

ただ内臓が弱っていると反射的に背中は丸くなったり、硬くなります。

その場合は、水素吸入で血管を広げ、酸化(サビ)を落とし、シリカで解毒を早めると

身体の中の問題が解消され、新陳代謝が起き、回復するスピードが上がります。

一人一人、弱いところが違うので、施術しながら問題点を探り

それにあった生活改善のアドバイスをしたり、施術で使っているアイテムを自宅で使う方法もあります。

お困りでしたら、一度ご相談ください

著者プロフィール 竹森 孝志(たけもり たかし)

『接骨院十字堂』 院長
柔道整復師

《経歴》
静岡大学卒業 学芸員資格取得
ナショナル整体学院卒業 整体師、リフレクソロジー資格取得
呉竹鍼灸柔整専門学校卒業 柔道整復師資格取得

「家族と一緒に過ごす時間、大事にしませんか?」

東日本大震災の時、持ち出すものはアルバムが多かったそうです。
私もボランティアで現場に足を運んで、話を聞いて、当たり前だと思っていた「家族と一緒にいる時間の大切さ」を実感しました。

故郷にいる母親は膝が変形しており、旅行先ではみんなと一緒に歩けず、日常も家事や買い出しで精一杯でした。自分のことより、人の世話ばかり焼く母なので、元気に動かせる時間をもっと伸ばせなかったのがとても悔しいです。同じような思いを抱えている方の現状を変えたくて今に至っています。

症状はその人の人生を表します。痛い体を責めるのではなく、不器用な生き方を楽にしてあげたい。そんな思いで、親にできなかった理想とする施術を行っています。まずは、あなたのお話をじっくり聞かせて下さい。

竹森 孝志