ぎっくり腰で寝返りなど、動作をするときに痛い。座っていても鈍痛がある

30台男性 Eさん

来院時

靴を脱いだり、上がるのも大変そうで

コルセットでがっちり腰を固めていても大変そうでした。

 

おとといに米を何十袋も運んだため痛くなった

福祉施設で働いているが、オーナーの実家が米を作っていて、それを運ぶ作業が毎年あるそうです

何日か仕事を休まざるを得ないため、周りに迷惑がかかることを気にされていました

 

症状

何をするにも動かすと痛くて、寝返りも痛い

座っていても、立っているだけでも痛い

 

既往歴

難聴の手術

糖尿があり、薬を服用

 

生活習慣

食事のタイミングが不規則で食べるときはかなり量を食べてしまう

 

姿勢

座位で後ろからみると、左肩があがり、上半身は右へ傾いていた

 

検査

SLR(足を持ち上げる)、お尻を浮かせるのも痛くてできない

咳でも痛みがでる

座位でもも上げをしても抵抗かけると痛い

前屈、後屈も痛い

仰向けで股関節屈曲の可動域が狭い

 

見立て

炎症があり、腹圧も弱いため、ちょっとした動作でも刺激が入って痛みがでやすい

糖尿もあり、血流の回復は時間がかかりそうだが、若くて筋肉質なので

痛い動きは最小限にして安静を保ちつつまずは血流を回復させる

同時に、痛みを抑えるために電気を使った施術も加える

 

施術

道具を使って、ゆがみをとり、血流を回復させたうえで

電気を使った施術で痛みを抑える

 

経過

来院時の痛み 7→4へ

座位、立位の痛み、後屈の痛みがなくなり

前屈の痛みは残るが可動域が広がる

座位でももも上げは痛み残るが、お腹をサポートしながらだと痛みなく上がるように

股関節屈曲の可動域が広がる

3日後に2回目の施術

一度痛みが3まで減ったが、仕事で踏ん張ったため、6まで増悪

咳、座位、横向き、前屈で痛み残る

 

4日後に3回目の施術

足上げの検査、骨盤の動きに渋さは残るが痛みのレベルは 1~2まで下がる

 

感想

痛みが強く、糖尿もあったので、回復に時間がかかるかと

思いましたが、早く反応がでてよかったです。

ただ、左背中や腹部の張りがあったので、消化器系の負担も関係していたのかもしれません。

 

当院では

ゆがみを戻して循環を改善します。

丸まった姿勢が本来の姿勢に戻ると筋肉が緊張する理由がなくなります

 

今回は炎症が強く、腹圧も下がっていたので

電気を使って①痛みのレベルを落とし、②腹圧が使える状態にすることで腰が安定しました

症状によっては、手技だけでなく、このような方法を使う場合もあります。

 

一人一人、弱いところが違うので、施術しながら問題点を探り

それにあった生活改善のアドバイスをしたり、施術で使っているアイテムを自宅で使う方法もあります。

お困りでしたら、一度ご相談ください


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