字を書いていると肘が痛くなる、左右比べると肘が伸びてない

50台女性 Yさん

結果から言うと、1回の施術で肘の痛みはほぼ0に

ただ、3回目から背中の痛みが出てきたりして、既往歴との関係の大事さを改めて感じました

 

症状 

・ 字を書くときに肘の後ろが痛む

・ 物を持つときに手首の親指側が痛い

 

・ 右背中も違和感あり

 

既往歴

・ 以前事故でむち打ち(頸椎狭いところがある)

・ 婦人科系の薬を服用

検査

・ 肘を完全に伸ばしきれない→ 肘の後ろが痛い

・ 尺屈(手首を小指側に曲げる)で肘の後ろが痛い

 

・ 坐った姿勢は、右骨盤が上がって、左肩が上がり、上半身が左へスライド

・ 立った姿勢は、やや反り腰

見立て

・ 上半身が左へスライドしていて、右の背中が張っているため体幹が緊張状態

  そのため肩甲骨の動きが制限され、腕全体が緊張し、痛みが出ているかと判断

施術

・ 脇腹を圧迫したり、手首の骨を触ったままテストをすると痛みが軽減することから

  全身の血流を回復させ、体幹の緊張をとり

・ 肩甲骨や肋骨、鎖骨など体幹部分からの影響が軽くなった状態で、残っている二頭筋、前腕、手首の骨への施術

 

痛みの変化

・ 1回目 7→1か0くらいに

     肘の可動域はそんなに変わってないが、痛みは取れている

・ 3回目に来院されたとき、右背中の痛みが出てきたとのこと

     仰向けや息を吸うときに右背中が痛む

     婦人科系の問題が右にあるというお話だったのですが、内臓と筋肉の関係からすると

     右背中の位置からすると肝臓や消化器系あたり

     肩甲骨周りの施術と平行して、内臓に水素をあてて血流促進。

     背中の痛みは半分になった

・ 5日後、4回目に来院した時は、背中の痛みはなくなっていました。

     肘の痛みはなく、突っ張り感が少し残る程度。

上半身が左へスライドする原因が右のお腹にありそうで、

変化はしますが、全部はとりきれません。(骨の変形自体は直りません)

また、右手人差し指の付け根の関節も施術すると反応があり、

施術していると、「そういえば痛くなることがある」とのこと

週に何回かバレーボールをやっているので、その時に痛めたのかもしれません。

痛い所とは離れたところに原因があったり、本人も忘れているような古傷があったりするので

難しいし、面白いし、やりがいがあります。

 

あとがき

手がかりを見つけて、謎解きをするようなものです

手がかりを見つけるには、自分の身体を整えて、センサーを敏感にして

相手の骨や筋肉をイメージしつつ、刺激をいれて反応を感じ取る

それを頭で組み立て直すので

集中力や頭を使います。

ときどき、身体疲れませんか?と聞かれますが

身体ではなく、頭が疲労します。

もっと頭をニュートラルな状態にしたほうが、処理が早くなると思います。

自分の癖ですが、修行、精進といった言葉が好きで

勉強や練習を続けるという一面はいいのですが、いつまでたっても満足しないという面もあります。

 

(自然農をされている人の言葉を引用)

今を「未来への練習」だったり、「解決すべき場所だ」ととらえていると

いつまでたっても「本番」はこない

「今を生きる」ということ。「今ここ」の連続

何の問題もなく素晴らしい場所として、今ここに望んでいたことがあるとして、一旦受け入れる

これが、「答えを生きる」

湧き上がってきたもの全てを望んだ答えとして、一旦受け入れる

 

きっかけとしての苦しみは必要だが、ネガティブを抱えたまま生きるのはよくない

受け入れたら、一旦手放して進んでいく

これが答えを生きること

(引用終わり)

こんな状態を目指して施術に望みたいと思います

当院では

ゆがみを戻して循環を改善します。

丸まった姿勢が本来の姿勢に戻ると筋肉が緊張する理由がなくなります

ただ内臓が弱っていると反射的に背中は丸くなったり、硬くなります。

その場合は、水素吸入で血管を広げ、酸化(サビ)を落とし、シリカで解毒を早めると

身体の中の問題が解消され、新陳代謝が起き、回復するスピードが上がります。

一人一人、弱いところが違うので、施術しながら問題点を探り

それにあった生活改善のアドバイスをしたり、施術で使っているアイテムを自宅で使う方法もあります。

お困りでしたら、一度ご相談ください

 


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