手足冷たいのに、体温計測ると36・5度ある
これは、冷え性と低体温の違いが考えられます
冷え性
- 症状: 手足や腰など、体の特定の部分が冷える。
- 原因: 血管の収縮、血行不良、自律神経の乱れ、筋肉量の低下、ストレスなど。
- 特徴: 体温自体は正常なことが多い。
- 対策: 運動、食事、入浴、服装、漢方薬など。
低体温
- 症状: 体全体の温度が低い(深部体温が35℃以下)。
- 原因: 代謝の低下、甲状腺機能低下症、栄養不足、自律神経の乱れ、生活習慣の乱れなど。
- 特徴: 倦怠感、疲労感、免疫力低下、消化不良など、様々な症状が現れる。
- 対策: 原因に応じた治療、生活習慣の改善、温熱療法など。
まとめ
区分 | 冷え性 | 低体温 |
---|---|---|
症状 | 手足や腰など部分的な冷え | 全身の冷え |
体温 | 正常なことが多い | 低い |
原因 | 血管収縮、血行不良、自律神経の乱れなど | 代謝低下、甲状腺機能低下症、栄養不足など |
対策 | 運動、食事、入浴など | 原因に応じた治療、生活習慣改善など |
注意点
- 冷え性は、体質や生活習慣によって起こりやすいものです。
- 低体温は、病気が原因となっている場合もあります。
- 低体温の方は、冷え性を感じにくいことがあります。
- 体温を上げるためには、規則正しい生活習慣、バランスの取れた食事、適度な運動が大切です
さらに、冷え症は4つのタイプにわけられます。(③、④は低体温にもあてはまるかもしれません)
① 手足が冷たくてなかなか寝付けない「末端冷えタイプ」
20~30代の女性に多いタイプです、
湯船に浸かったり温かい食事を摂ったりしましょう。
② 手足の先は冷たいのに顔がほてりがち「下半身冷えタイプ」
30代半ば~更年期の女性に多くみられます。
下半身を冷やさず、体を動かすようにしましょう
③ 冷えの自覚がないのに平熱が35度台「内臓冷えタイプ」
お腹を触ると冷たいという人はこのタイプ。
食生活の見直しをして、腹筋を鍛えましょう。
④ 1年中冷えを感じている「全身冷えタイプ」
最も深刻な冷えです。
季節に関わらず腹巻きをする、体を温める食材を摂るなどの対策を。
①の末端冷えタイプの中には、運動してもなかなか手足が温まらないという方もいるのではないでしょうか?
そういう方は、「ゴースト血管」が原因かもしれません
「ゴースト血管」とは、老化やストレスによって、毛細血管は先端部分から徐々に細くなってしまいます。
このようなダメージが進むと、血管はあるのに血が巡っていないという状態になってしまうのです。
血管が「空っぽ」の状態ということは、身体の必要な場所に酸素や栄養が届かなくなるということ
です。結果として、細胞の働きが低下し、健康状態の悪化に繋がってしまいます。
◎ゴースト血管かチェックしてみましょう
① 親指の爪を反対の手の指で力をかけながら、5秒ほど押さえる(爪が白く見えるまで)
② 手を放し、2秒以内に爪が元のピンク色に戻るかどうかを確認する
ピンク色に戻るまでに5秒以上かかるようであれば、血流が良くないサイン。
◎ゴースト血管によって起こる不調
・肌の老化やたるみ:必要な栄養が届かないため、肌のハリやツヤが失われます。
・冷え性やむくみ:血液循環が悪化し、体温調節が困難になります。
・慢性的な疲労感:酸素不足により、エネルギーの生産効率が低下します。
・重大な疾患のリスク:放置すると動脈硬化や心疾患、脳疾患を引き起こす可能性もあります。
ゴースト血管の予防・対策
日々の生活習慣の中で行うことが出来ます。
基本的には、身体を動かしたり、温めたりすることで、血行を改善すると、全身の毛細血管まで血液が巡り、
ゴースト血管の予防・改善が期待できます。冷えに注意しながら、冬を乗り越えたいですね。
また、整体でゆがみをとると血液の流れがよくなります。
さらに、水素吸入をすると、ゴースト血管を広げ、酸化を防いでくれる水素の作用によって
体温の変化や睡眠の改善などいろんな症状が緩和する患者さんもいます
(法律上の問題で改善をうたうことはできませんが、水素の効果や改善例は論文で多数掲載されています。
共通しているのは、濃度が1万ppmを越えると、効果がでていることが証明されています)
末端冷え以外にも下半身冷えなど
一人一人状態が違うので
専門家にみてもらうことをお勧めします。
当院では
ゆがみを戻して循環を改善、
硬くなった筋肉をほぐしたり、背骨のつまりをとったり
するような施術を行っています。
また、根本的な解決にむけて生活改善のアドバイスをしたり
自分ではできない方には、アイテムを使う方法もあります。
お困りでしたら、一度ご相談ください
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