朝起き上がりで腰が痛い、認知症のおじいちゃん
今回は
88歳のおじいちゃんで、起き上がりや立ち上がり時の腰痛。
一か月前は外出できていたので、その時のように歩けるようになりたいとのこと
結論から言うと、
圧迫骨折があって、さらに肺の異常も疑われ、検査もかねて入院となりました。
痛みはじめたときに病院で診てもらったときはMRIで骨など異常なく、筋力低下だと診断。
潰瘍性大腸炎の炎症数値が最近高いということもあり
お腹(腎臓、潰瘍性大腸炎)の影響から大腰筋など前面と後面のバランスが崩れて、背骨に圧縮が強くかかっていると見立てをして施術。
すると、そのときは少し楽になりました。
でも3回施術しても、起き上がりの痛みに大きな変化がなく、(といって圧迫骨折の目安である叩打痛もない)
起き上がりの痛み方、起き上がり直後に背骨に重力がかかるとつらい、
施術した後なのに背骨や肋骨の遊びがなく、パーンと張りが強いなど
症状からすると圧迫骨折や内臓(肝臓あたり)の問題が強そうでした。
娘さんが遠くからお手伝いに来られて、また検査をお願いするのは、心苦しかったのですが、
症状からすると怪しいのでもう一度病院で診てもらうようお話をしました
その後、病院にいったところ、入院となりました。
来院時
奥さんと娘さんに連れられて来院。
杖をついて、背中を丸めて歩いていて、靴の脱ぎ履きを手伝ってもらっていた。
歩行自体はそれほど悪くなかったが、立ったり座ったりの動作で痛いのが主訴。
でも一番つらいのは、ベッドからの起き上がりの痛みでした。
お話を伺うと、昔はゴルフが大好きで、運動もしていたし、定年後も語学を勉強したりと活動的だった
認知症になってから
最近は本を読んだり、新聞を読むこともなくなり、テレビを見たり、ぼーっとしていることが多くなったそう。
奥さんは、認知症を心配して、いろいろ世話をやいたり、今回の腰痛でも
娘さんに相談したり、来院するために娘さんのご主人に車を出してもらったりいろいろ動いてくれている
ただ、ご本人からすると、「(昔はそんなことなかったのに)最近はいろいろ口うるさい」と口にしてしまい
奥さんはそれを聞いて「こんなに心配して動いているのに」とひやひやするようなやりとりがありました
奥さんは振り回されて大変だろうなと思いつつ、
ご主人も、基本は明るくジョークを飛ばしていますが、
あれこれ世話を焼かれ、うるさく言われて病人扱いされるのが嫌なようで
仕方ないと従っているものの、ときどき毒を吐いて奥さんを怒らせてしまう
どちらの気持ちも少しずつ共感できて、ほほえましくもあり、お世話の大変さを想像することもできました。
症状
一か月くらい前に駅で急に痛くなってしゃがみこみ、病院にいったらMRIでは大丈夫
筋力低下だろうと言われたとのこと
朝の起き上がりが痛くて、起き上がってしまえば大丈夫
生活習慣
生活習慣で気になるのは、よく目が覚めること。便秘は時々。
運動は減ったが、室内で「ステッパー」という機械で運動している。
ゴール
奥さんの希望は、まずは痛みがとれて、普通に歩けるようになってほしい
身体の状態
立ったり座ったりが大変で
お尻を浮かせたり、寝返りもかなり痛くて、一人ではできない
腕を僕の身体に巻き付けてもらって、抱きかかえながら起こしても途中で痛み
体重がかかると手で支えてないとつらい状態でした。
仰向けで足を伸ばしても違和感あり、
右股関節屈曲しても90度以上いくとつっかかって制限があり
左の骨盤を内側に動かすとかなりの痛みがでました。
既往歴
過敏性大腸炎があり、ご家族に聞くと薬をずっと飲んでいる(本人は飲んでないと)
見立て
お腹側もしくは足の問題があって、背中が丸まっているのではないか?と仮定。
その結果、姿勢を維持するために脇腹も緊張して、脊柱の胸椎や肋骨の動きが狭くて、痛みが出ていると推測。
睡眠不足、ときどき便秘があるので、
全身のゆがみをとりつつ
お腹(腸腰筋、腸)の施術を行う。
施術
1回の施術で膝を倒す動きは改善がみられた
2回目もやはり、起き上がり、お尻を浮かせる、横向きから起き上がるのは痛み強かった。
痛みの減り方が遅いので、水素を使って内臓の回復を早めたり
高電圧の施術で痛みを緩和したり、脊柱に効果を維持するテープを貼ったりしました。
施術によって骨盤の動きが改善したり、前屈できるようになったが、終わると戻ったりしました。
それが血流の変化によるものか、認知症でよく理解できないのか、反応の意味するところ読み取るのが難しい症例でした
3回目のあとも、起き上がりで痛み、動きの直後は辛そうでした
座位で背骨は丸まって、とくに右の背中は丸く、押しても遊びがなく、風船のようにパンパンで
内臓の内圧があがっているように感じ、脊柱の叩打痛の確認もしましたが、響くことはなかったが症状からすると
圧迫骨折と肝臓あたりの内臓の疲労を疑い、一度病院に行って、まずは骨折、次に内臓の調子も見てもらうようにお願いした。
血流回復しやすい状態を作って、一定の動きで痛みが出ていた
ので、追加でいろいろ検査して、圧迫骨折や内臓(肝臓あたり)の問題が怪しいと
お話して、一度検査をしたほうがいいとご家族にお話。
脳梗塞(中枢性疼痛)の場合は、痛みの強さを増幅して感じる場合もあると記憶していたのでその可能性も視野にいれて
上肢、下肢の筋力検査を行ったが、出力はできているので脳からの命令はいっていると判断。
ただ認知症はあり、ちゃんと分かるところと、全く覚えてないこと、間違って覚えていることなど
まだらになっていて問診やビフォーアフターを伺うときに、ご家族のお話と合わせて聞かないと何が正しいかわからず難しかったです。
認知症など脳の問題、内科的な問題、圧迫骨折など骨の問題と
すべてに意識を張り巡らせながら施術するいい機会になりました
より早く気づいてあげられるようもっと幅広く勉強が必要だと感じました。
当院では
ゆがみを戻して循環を改善します。
丸まった姿勢が本来の姿勢に戻ると、筋肉が緊張する理由がなくなります。
ただ内臓が弱っていると反射的に背中は丸くなったり、硬くなります。
その場合は、水素吸入で血管を広げ、酸化(サビ)を落とし、シリカで解毒を早めると
身体の中の問題が解消され、新陳代謝が起き、回復するスピードが上がります。
一人一人、弱いところが違うので、施術しながら問題点を探り
それにあった生活改善のアドバイスをしたり、施術で使っているアイテムを自宅で使う方法もあります。
お困りでしたら、一度ご相談ください
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