足について
足が変形する原因
①環境の変化
地面からアスファルトに変わって→
親指が下に沈み込まない=小指側に足が傾く
(筋力バランス悪くなり、骨に正常な圧力がかからない)
②筋力低下
外遊びをしなくなり、運動量の低下
くつの問題(サイズの大きい靴、ヒール、サンダルなど)により
指を反らせて歩く⇒アーチを支える筋力低下(=偏平足)⇒うき指やO脚へ
③姿勢の変化
かかと重心⇒足裏全体でたてない⇒小指側に体重かかる⇒ねじれ歩行になる
足が変形するとどうなる
①アーチの崩れ(足内反)によって⇒
局所)外反母趾やうき指、O脚の原因に
内くるぶしの血流不全(血栓の形成)、足のむくみの原因となる
全身)姿勢や骨盤のゆがみにも影響し、肩こり、腰痛、自律神経の不調にも
②正常な歩行(かかと⇒小指⇒親指の順に体重がかかる)ができない⇒
・しゃがみにくくなる(足の骨がずれるため)
・歩幅が狭くなる(指先で蹴る力が落ちるため)
・血液の循環が悪くなる(足指、足、膝、股関節、骨盤の動きが少ないため)
・足、膝関節がねじれて痛くなる(足、膝がねじれる歩行になるため)
・足が太くなる(すねやももの外に余分な筋肉や脂肪がつくので)
どうしたら改善できるか
①骨を正常な位置にもどす (手技、テーピング、サポーターなど)
*インソールは足が着地している時だけ有効。
アシブラやテーピングは足が浮いている時のねじれに対しても有効。
②筋力をつける (弱い部分は歩く前に個別に強化しておく)
- 足裏、お尻、ももの前、すねの筋肉が弱いことが多い
アシブラ装着したまま、
かかと上げ、片足立ち、つま先立ち歩きする
③硬いところは柔らかく(マッサージ、ストレッチなど)
- ふくらはぎ、ももの裏、お尻は硬いことが多い
④外での実際の歩行はらくに歩く
(かかと⇒小指⇒親指くらいは意識したほうがいい)
この①~④を繰り返すこと
(ただし骨の変形が強い、靭帯が伸びきっている、関節の拘縮がひどい場合、
症状は軽減するが完全には戻らない)