肩も痛いが、腰も痛い

肩も痛いが、腰も痛い

今日みせて頂いた患者さん

結論から言うと、

1 安静にしてて肩が痛いのは、首か内臓が原因

2 動かして肩が痛い(90°以上)は、脇の下の固さが原因、

3 立っていて腰が痛いのは、お腹に力が入っていない(主に腸腰筋という筋肉)ことと、首の固さが原因

1から説明すると、

 一週間前は左肩が痛くて、夜中に目がさめるくらいでしたが

 今は、耳のヨコに上げようとして、耳のあたりまでくると痛いという状態。

(炎症が原因であれば、すぐに痛みがなくなることはないため、

 内臓の状態がよくなった、もしくは首の状態がよくなったので症状が緩和したと思います

 内臓の疲れがあると、そこ(腎臓、肝臓多い)が重くなり、筋、骨格に影響を与えます

 この方は、不眠症で、かつ夜中トイレに3回はおきるということなので

 やはり、腎臓、肝臓の影響が強かったと考えられます)

2については、

 耳のあたりまで上げられるのであれば、

 いわゆる肩よりも、肩甲骨や鎖骨、脊柱など

 まわりの動きが硬くて痛いことが多いです。

 本当の原因は、上に書いたように肩甲骨などまわりの柔軟性が必要なのですが、

 今回は、わきの下の筋肉や関節包を柔らかくすると痛みがなく上げられたので

 90°以上あげて痛い(肩より上にあげて痛い)人は、わきの下の後ろをマッサージすると

 痛みが和らぐかもしれません。

 痛みが戻ったり、変化がないようなら、肩甲骨などまわりをやる必要があります。

3 もう一つ、腰について

 長く立っているだけで腰がつらくなるという症状に対してですが

 まずは仰向けにしてても腰が重いので、膝を曲げるとらく→腸腰筋という筋肉の影響

 また、枕を高くするとらく→首の影響

 全身をみると、お腹をつきだして立っていて、お尻やお腹の力を使わず

 首や脚の力を使っている様子。

 お腹やお尻の筋肉を使って、骨盤など体の中心を支えて初めて上半身がリラックスするので

 順番からすると、お腹やお尻をやって体の中心を安定させてから、

 首も治療するという具合で進めていこうと考えています。

 


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