「花粉症」対策として、「冷え性」対策を①
2025年2月27日
今週から暖かくなって、花粉が大量に飛ぶとニュースで流れ
患者さんも洗濯物を外に干さない、マスクをつける、薬を飲むなど対策をされています。
(うちの奥さんは年末から対策をしていました。)
今回は花粉症の対策について考えてみました
まず原因を、大きく2つにわけて、身体の内側、外側とします。
外側の問題は、花粉そのものよりも、花粉によって運ばれる大気汚染物質の問題が強いという説があります。
内側は、遺伝で免疫が弱い、腸内環境が乱れている、自律神経が乱れているといった問題が挙げられます
外の環境が大きく変わったのか、人間自身が変ってしまったのか、その両方なのか
花粉そのものもアレルゲンになるが
大気汚染物質によって、花粉が傷ついて、アレルゲンを出したり、汚染物質が直接粘膜に触れて炎症を起こすそうです。
対策としては、
症状が強いかたは、マスクや空気清浄機などで直接触れる回数を減らしたり、薬も短期間は使用したほうがいいでしょうが
遺伝は仕方ないとして、腸内環境や自律神経を整えることは、生活習慣の見直しで改善できそうですね
でも、長期間薬を飲み続けると、腸内環境が悪化して、かえって免疫や解毒がうまくいかなくなります
また、薬を解毒するため、腎臓や肝臓に負担がかかり、身体の他の問題が出てきやすくなります
だから、
長期的に考えるとなるべく薬は減らす方向で
腸内環境が改善するように、自律神経が安定するように
食事、睡眠、運動を中心に生活習慣の見直しを行うことをお勧めします
生活習慣の見直しを4つのポイントにしてみました。
①冷え対策
②腸内環境改善
③大気汚染対策
④解毒促進
まずは、
①の冷え対策
◆冷え対策は花粉症対策にも
花粉症も、体が冷えている人ほど発症しやすいという説があります。
花粉対策と健康維持を兼ねて、本格的に冷え対策をしてみませんか?
自分が冷え性であることを自覚していない人も多いといいます。
まずは簡単に、冷えがあるかどうかを診断してみましょう。
1、朝目を覚ましたら、お腹に手を置く→わきと比べる
朝起きたら、布団から出ずにお腹に手を置いてみてください。
脇の下よりお腹の方が冷たいのであれば体が冷えています。
2、朝の寝相を昨晩寝た時と比べる
もし朝起きたとき、寝た時と同じ場所、
同じ姿勢でいたのであれば体が冷えて布団が温まりにくくなっている可能性があります。
3、耳を縦に折り曲げる
耳の上部分と耳たぶ部分がつくように指で折り曲げます。
痛いと感じたら冷えている可能性が高いです。
次は、冷えを4つのタイプにわけてみます。
○手足が冷たくてなかなか寝付けない
「末端冷えタイプ」20~30代の女性に多いタイプです、
→ 湯船に浸かったり温かい食事を摂ったりしましょう。
○手足の先は冷たいのに顔がほてりがち
「下半身冷えタイプ」30代半ば~更年期の女性に多くみられます。
(卵巣からの女性ホルモンがうまくでないため、自律神経が乱れることもあります)
→ 下半身を冷やさず、体を動かすようにしましょう
○冷えの自覚がないのに平熱が35度台
「内臓冷えタイプ」お腹を触ると冷たいという人はこのタイプ。
→食生活の見直しをして、腹筋を鍛えましょう。
○1年中冷えを感じている
「全身冷えタイプ」最も深刻な冷えです。
→ 季節に関わらず腹巻きをする、体を温める食材を摂るなどの対策を。
根菜類など体を温める作用を持つ食材を多く摂り、体を冷やす果物、糖類を控える。
そして運動をして筋肉量を増やして代謝をアップさせる。
当たり前の方法ですが、コツコツできる人から健康を実感しますので「そんなの知ってるよ」ではなく、
ぜひ習慣化して冷えを取り除いてくださいね。
食生活について、もう少し詳しくみていくと、
高齢者には比較的花粉症の方が少ないとされており、
その理由として、今と比べて加工食品などを食べずに育ってきたことが考えられています。
医食同源といわれるように、医療と食は根っこが同じです。
戦後に食の西洋化が進み、安い外来の木材に押されて林業がダメになり、山の貯水機能が低下し
海へのミネラルは減り、水産物は減り、ダムを作ってとどめを刺し、電気に頼り、石油製品にあふれる社会になりました。
その結果、便利で豊かな社会となって恩恵を受けているので、そのマイナス面の一つが花粉症ということなのでしょうね
原因を探り、対策をたてて、楽しく生活できるようにしていきたいですね
一人一人状態が違うので生活改善の仕方も
専門家にみてもらうことをお勧めします。
当院では
ゆがみを戻して循環を改善、
硬くなった筋肉をほぐしたり、背骨のつまりをとったり
するような施術を行っています。
また、根本的な解決にむけて生活改善のアドバイスをしたり
自分ではできない方には、アイテムを使う方法もあります。
お困りでしたら、一度ご相談ください
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